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労働の不均衡

呉軍ラーメン店。
朝、開店すると、いちどきにお客が来る。
いや。
閑古鳥が鳴くよりは、繁盛してくれるほうがいいに決まってますが。

お運びが、あやちゃん一人では間に合わない。
武将は、後片付けはできるけど。
お運びができないのよね。

それに。
うちの世界では、住民の90%以上が男性なわけで。
華となる女の子が店にいたほうが、雰囲気も明るくなるでしょ。
――と思うんですが。
あやちゃんが運んできてくれるまで待ってることができない武将もいたりして…。
【もう少し、落ち着いて待っていなさい】との神(私)の声は、彼らの空腹には勝てません。
「腹が減っては戦はできぬ」と声高に主張されてしまいます。
どうやら彼らには
「武士は喰わねど高楊枝」という言葉はないようです。
たしかに、戦場では、兵糧は重要な意味合いを持っていますけれど…。

そんな武将に対応すべく。
あやちゃん、フル回転でラーメンを運んで、後片付けしてます。

野菜売り場のレジ係は、す~~ごく暇そうなのにねー。
「忙しそうだね。手伝おうか」などとは決して言わない。

そういうゲームシステムだから、仕方のないことだけど。

うーん。
人手不足解消のために、あやちゃんに来てもらっているのに。
調理担当の武将は、一気に6人前のラーメンをつくっているのに。
それでも、人手が足りないと感じるのは、なぜ?

畑の手入れが行き届かなくなってくるのは、なぜ?
呉の3人が、お客さんの相手もするから?
サービスとして、演武もするから?

やっぱり。
ラーメンは。
セルフサービス制にしようかしらん。
『各自、運んでください』
で。
片付け専門の男の子を雇うとか。

あるいは。
ノームにエンチャントして、畑仕事を手伝ってもらうとか?

これだと、ノームも作らないといけないし。
魔法も作らないといけないし。
余計に手間がかかるかな?

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