策ちゃんたちの新居に神(私)は、ぬかりなくLOVE BEDをセッティング。
ではあるのだが――
ベッドは寝具として働くのみ。
なんとなく互いにタイミングがつかめないのか。
あるいは、相手が誘いかけてくれるのを待っているのか。
はたまた。
神の指示が必要なのか。
ともあれ。
恋人以上愛人未満(?)な状態の日々。
そんなある日の深夜。
このあと、二人、飛び起きました。
べつだん「無法者」がゴミ箱を荒らしたわけではないですよ。
バグなんですが。
これって、つまりは【そういうこと】ですよね。
なんとも、うちの世界に似合うバグ。
↑わかる方は、わかってください。
良い子は、わからなくていいですよ。
当然、体力は回復していません。
そんな状態で起こされた(神は起こしていないぞ!)ことに対して悪態をついてくれる。
その悪態は
ふがいない(迫れなかった)己に対するものか。
モーションをかけてくれなかったことに対するものか。
「早く指示しろ」という神への主張か。
その気になれなかったのは、内装が「それっぽく」なっていないせいか?
新婚旅行(違うぞ!)に行きたいということか?
神は手っ取り早く二人をダウンタウンに向かわせました。
行き先は「桃源郷」です。
【気が済むまで、滞在してきなさい】